長らく電気鼻水吸引機は「メルシーポット」が人気を集めていましたが、2023年ついにその地位を揺るがす「シュポット」がピジョンより発売されました。
今回はこの2つの電気鼻水吸引機について徹底比較していきたいと思います!
「メルシーポット」と「シュポット」のスペック比較
「メルシーポット」と「シュポット」の違いをもっと詳しく
最大吸引力
メルシーポット | シュポット | |
---|---|---|
最大吸引力 | – 83kPa±10% | -80kPa±15% |
吸引力の調整 | 手元のクリップにて調整可能 | 本体ダイヤルにて調整可能![]() |
メーカーHPより | ![]() | ![]() |
吸引力はどちらもパワフルで大きな違いはありません。
吸引力の調整方法に違いがありますが、実際に吸引すると吸引力の調整なんてやっている暇ありませんのであまり気にしなくても良い違いかと思います。

実際に吸引してみると、とにかく早く終わらせるために吸引力MAXでやるはずです笑
動作音
メルシーポット | シュポット | |
---|---|---|
動作音 | – 50dB以下 | 52dB |
メーカーHPより | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
動作音はどちらも同レベルであり、気になる差はありませんでした。
音は小さければ小さいほどいいのですが、それ以上に鼻に異物を入れられる恐怖の方が勝り、始まれば音の大きさはさほど気にならないと思います。
メルシーポットは発売以来リニューアルを重ねており、旧モデルでは動作音は大きくなっているため注意が必要です。(モデルの違いは外観でわかるようになっています)


お手入れのしやすさ
メルシーポット | シュポット | |
---|---|---|
部品数 | 12部品 | 4部品 |
メーカーHPより | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
お手入れのしやすさは圧倒的に部品の少ない「シュポット」に軍配があがります。
メルシーポットは構造上シリコンチューブを通ってカップ部分に吸引した鼻水が入ります。
一方でシュポットは吸引した鼻水はシリコンチューブまで到達せずに、吸引口直下のセパレーターというトラップ部分に入ります。
そのため、分解する部品数が圧倒的に少なく、また、鼻水による汚染部も少ないため清潔に保てます。


メルシーポットも部品数は多いですが、吸引後に水を吸引することでチューブ内に鼻水が残ることはありませんし、すべて丸洗いができるため、キュキュットなどの泡スプレーを駆使することでそこまで大変ではありません。



メルシーポットを使っているまんたからすると、シュポットのお手入れの簡単さには驚かされました!
収納のしやすさ
メルシーポット | シュポット | |
---|---|---|
オプションの購入が必要 | チューブの収納には本体にコンパクトに収納可能 | |
メーカーHPより | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
メルシーポットはそのままではチューブの収納場所がなくコンパクトに収納することができません。
そんな不満な声にこたえる形でオプションのチューブホルダーが発売されていますが、個人的には本体に付属してほしかったです…
収納面では、シュポットは内部にチューブをコンパクトにいれることができるので、シュポットに軍配が上がるかと思います。



メルシーポットの箱が頑丈かつ四角くて棚にしまいやすいので、我が家では使用後は箱にしまっています。
背面の吸盤(メルシーポット)
これメルシーポットの最大のメリットだと私は思っているのですが、メルシーポットの背面には倒れないように吸盤がついています。
鼻水を吸引するときにどうしても子供は暴れるので、この吸盤に助けられたことがなんかいもあります。


乳児に使いやすいアタッチメントのオプション(メルシーポット)
メルシーポットは歴史が長いこともあり、使用している人の声をよく反映しています。
その一つにオプションアタッチメントの「ボンジュール」があります。
ロングノズルタイプで、先端が細くなっているため、乳児等鼻が小さくて吸引しにくい時に大活躍します。



このボンジュールは本当に使いやすいので一緒に購入することを強くお勧めします!
巷で話題の魔改造?メルシーポットとシュポットのいいとこどり
メルシーポットとシュポットどちらもよくて迷ってしまう!という方、巷で話題の魔改造をご存じでしょうか?
SNSではこんな口コミがあります。
メルシーポットの確かな使いやすさを確保しつつ、一番ネックなお手入れのところをシュポットに置き換えるという技です!
メルシーポットは気になるけどお手入れが大変なのは…とお悩みの方!メルシーポットとシュポットの鼻水キャッチャーの合わせ技、この方法必見です!



もちろんメーカー推奨の使い方ではないので自己責任でお願いします…
まとめ
今回はメルシーポットとシュポットの比較についてまとめました。
パイオニアとして長い歴史のあるメルシーポットは正当な進化を遂げていますが、シュポットはメルシーポットのかゆいところに手が届くような仕様だと思います。
この記事がみなさんの参考になりますと嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント