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壁紙交換はDIYで!初心者が張替えをした結果

住宅
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こんにちは。まんたです。

中古物件のリフォームで必ずと言って出てくる「壁紙」の問題。

まんた
まんた

「壁紙」変えるだけで部屋が見違えるので変えたいですよね

しかし、リフォーム費用がかさんでいる中、壁紙張替えは地味に高くつきます。そこで私たちはDIYにて対応することで費用削減に成功しました!

「張替え」と「塗装」の両方を行いましたので、どちらか悩まれている方ぜひご覧ください!

今回は「張替え」について書いていきます。

基本情報

妻と2人の年子男子の4人家族

意を決して築25年の中古戸建を購入(ほぼノーメンテナンス)

フルリフォームを計画中

節約の為リフォームと並行してDIY計画中

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実際にかかった時間、費用について

さて、まずは気になる費用と掛かった時間についてです。

8畳の部屋を張り替えるのに、大人3人で合計2日間、費用は2万5000円くらいでした。

内訳は以下の通りです(壁紙剥がしは大人3人、貼りは私1人で行いました※天井は3人がかり汗)

作業 かかった時間
既存の壁紙剥がしとパテ埋め約6時間
壁紙貼り約7時間
内容価格
  壁紙(のりつき)   約20,000円 
道具類約5,000円
まんた
まんた

とてもコスパ良くできました!作業も時間はかかりますが比較的簡単ですよ!

壁紙を貼るまでの工程

とにかく動画でイメージを養う

この作業とても大切です。私は通勤中にYouTubeを見漁っていました笑

実作業で都度都度「どうするんだっけ?」と調べていては時間がかかりすぎてしまうので、基礎的な知識は事前に叩き込んでおきましょう。

おすすめのYouTubeチャンネルをご紹介します。

特にウォールクラフトさんのチャンネルは初心者でもとても分かりやすく説明されているのでおススメです。

プロの作業を見られたり、貼り方を教えてもらえるなんて今の時代は最高ですね!どんどん活用しましょう!

道具の調達

壁紙張替えの道具は、自宅にあるものの他、ネットで簡単に見つかるのですぐに揃えられます。

剥がす工程、貼る工程に分けて使用する道具例をまとめました。

壁紙剥がし

壁紙を剝がすのに必要な道具は以下のようなものがあります。

剥がすのに必要な道具例

・カッター

・脚立

・ヘラ(金属、プラスチック)

・やすり

・パテ

・ドライバー(コンセントとか給気口の取り外しに)

※あると便利なもの

・ドライヤー(剥がれにくいときに温めることでのりの接着を弱められます)

・ブルーシート(あると片付けが楽)

・ほうき、ちりとり(細かいゴミを取るのに)

・ゴム手袋(パテ埋めの時にあると手が汚れない)

おおよそこれくらいあれば難なく剥がすことができます。

パテは水で溶かして使用するものもありますが、そのまま濡れるタイプが簡単でおススメです。

続いて、壁紙を貼る際に必要な道具にはこのようなものがあります。

貼るのに必要な道具

新しい壁紙(のりつき推奨)

下敷きテープ

撫でハケ

地ベラ

ジョイントローラー

竹べら

カッター(替え刃がたくさんあるほうが良い)

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※場合によって必要なもの

(のり)←のり付きの壁紙なら不要

(カットテープ)←突きつけで貼る場合や壁紙に予めついている場合は不要

おおよそこのくらいです。

ネットではひとまとめになった、「壁紙施工セット」や「壁紙施工セット付壁紙」もあるので、一括でそろえてしまったほうが簡単です。

また、ジョイントコークは入隅と呼ばれる部屋の角やジョイント部を目立たなくさせるために必要です。とても使い勝手が良いので購入しておくことをおススメします。
※様々なカラーがあるので貼る壁紙の色に近い色を選ぶようにしましょう。

下敷きテープはなくてもできることはできますが、初心者には必需品です!

下敷きテープとは後述しますが、ジョイントをカットするときに下地を切らないようにするテープです。PPテープのほうが安いですが、サンゲツのほうが横糸があることでカットしているときに下敷きテープまで切れているのかがわかりやすくて失敗が少ないためおススメです!

新しい壁紙は貼りたい部屋のサイズに合わせて適切な長さを購入します。

部屋のサイズごとのおおよその必要量目安はこれくらいです。(窓の大きさや収納の有無によっても変わるため必ず自分で確かめてから購入してください)

4.5畳6畳8畳10畳
  天井  約8.5m約12m約16m約20m
  約25m    約30m    約35m    約40m  

さて、道具もそろったところでいよいよ作業の開始です。

既存の壁紙を剥がす

まずは既存の壁紙をどんどん剥がしていくわけですが、やみくもに剥がしていいわけではありません。

もともと、壁紙は剥がす際に「裏紙」が残るようにできています。なぜ「裏紙」が残るのかというと、「張替えを前提にしているから」です。「裏紙」の上に貼ることで、のりの接着性良く貼ることができます。

つまり、壁紙を剥がす工程は裏紙を残して壁紙表面を剥がしていくことになります。

悩める女性
悩める女性

裏紙?きちんとうまく残せるのか心配…

まんた
まんた

初めは私もあたふたしてましたが、裏紙が残るように作られているので簡単に剥がせますよ!

要領をつかんでくると、剥がすのが楽しくなります!

そうです、本当に「裏紙」を残せるのか疑問に思う人も多いと思いますが、やってみると結構簡単です。そのため、臆せずやってみることをおススメします。

参考として、実際に私が剥がした時の壁紙と裏紙の境界はこんな感じです。

右下が裏紙で、左側がまだ剥がせていない壁紙です。裏紙表面は少しケバケバしているので、上張りする壁紙ののりの接着がいいというわけです。

裏紙との境界線

「万が一裏紙が剥がれてしまったら?」と思う方もいますが、大丈夫です。そんなときの為のパテがあります。

パテは何をしているのかというと、段差をなくすことで、新しい壁紙を貼った際にしわが寄ったりすることを防止できます。

イメージでいうと下図のような感じです。

裏紙が剥がれたしまってもリカバリー可能であることがわかったらどんどん剥がしていきましょう。

同時に、コンセントカバーやカーテンレール、照明など、外せるものは外しましょう。剥がすときにも貼るときにも障害となります。

ドライバーを使って簡単に外すことができるので最初に外してしまってもよいかもしれません。

また、作業中は剥がした壁紙で床が信じられないくらい汚くなります笑 そのため、ブルーシート等を予め引いておくと最後の掃除がちょっと楽になります。

私が実際に行った作業風景はこんな感じです。みてわかるようにめちゃめちゃゴミ落ちます。

壁紙散乱
壁紙剥がし

壁紙剥がしはなかなか根気のいる作業となります。続いて初心者の私が実際にやってみて感じたコツなどを共有したいと思います。

ジョイント部を探しとにかく角を作る

まず、前の壁紙のジョイント部を探します。(一見わかりにくいですが、よーく見ると縦線が入っているのでわかります)ジョイント部のどこからでもよいのでカッターを軽く入れて角を作ります(ここ重要!)そして角から剥がし始めます。

もしそれでも剥がれにくいときはビビッて表面しか切れていない場合があります。裏紙を切らない程度の強さで切ると、きれいに剥がせると思います(言葉ではわかりにくいですが、やってみるとなんとなく言っていることがわかると思います)

以降はとにかく角を作って剥がすを繰り返すだけです。これがわかってからは剥がすスピードが格段に上がりました!

イメージはこんな感じです。

壁紙の剥がし方

剥がすときの力のかけ方のコツ

剥がすときはやみくもに引っ張るとすぐ切れてしまいます。力のかけ方に気を付けると気持ちよく剥がすことができました。

具体的には剥がすほうに向かって引っ張っていくのではなく、「剥がす方向とは逆の方向に引っ張る」ことです!…っていっても言葉だとよくわかりませんよね笑

こちらもイメージはこんな感じです。

壁紙の剥がし方

何となくわかりましたか?こちらもやってみたら何となく言いたいことがわかると思います。

また、角を持って点で引っ張るのではなく、手のひらで挟み込み面で引っ張ってあげるとより切れにくいと思います。

パテ埋めのイメージ

パテ埋めについて、何となく段差がなくなるとよいのですが、結構ヘラの使い方が簡単なようで難しかったです。

単に埋めるだけでなく、下図のようなイメージを持ってパテ埋めすると比較的うまくいくと思います。

パテ埋めとは

初心者の私が実際にやってみて感じたことはこのくらいでしょうか。

結局のところパテ埋めである程度のリカバリーはできるので、臆することなくやってみることが大切だと思います。

まんた
まんた

最初はなんとなくでも案外うまくいくものだと思います!

新しい壁紙を貼る

ここまで来たらあとは新しい壁紙を貼るだけです!

ジョイントのやり方、コンセント回りの処理あたりを予め抑えておくといいと思います。

まずジョイントとは何ぞやということを簡単に説明します。

ジョイントとは?

のり付きの壁紙を購入すると左右に色の違うテープがついているかと思います。これはカットテープといいます。カットテープは壁紙を重ねて貼ったときに下の壁紙にのりが付着するのを防止する効果があります。左右色が違うのは上下があるような壁紙の時に左右をわかりやすくするためです。

壁紙を貼る際に左側のカットテープはジョイントカットのために、予め下敷きテープに交換しておきます。カットテープはカッターで容易に切ることができますが、下敷きテープはカッターの刃が通りにくく、下地を切らないようにできています。

壁紙の構成

ジョイントカットというのは右の図のように重なりをカッターでカットしをすることで、左右の壁紙の継ぎ目をきれいにつなげることです。

イメージはこんな感じです。(なんとなく伝わりますかね…)

ジョイントの解説

コンセント回りやエアコン周りの処理

壁紙を貼る上で障害物は多くあります。

代表的なものとしてコンセントやスイッチ周り、エアコン周りがあります。

こちらについては動画で見たほうがわかりやすいと思いますので、私が実際に参考にした動画をご紹介します。

これらの動画をみて作業のイメージを膨らませておくと、当日焦ることはないかと思います。

また、張り替えたい部屋のエアコン位置や、障害物の位置を事前に確認し、順番を考えておくことをおススメします。

天井の張り方

最後に最難関の天井の張り方についてです。

まんた
まんた

天井張りは鬼門です!私は大人三人がかりで貼り終えました…クビイタイ汗

初心者の天井の張り方については、この動画がとても参考になります。(正式な貼り方ではないと思いますが、DIYなんで何でもありです笑)

このセリア棒ですが、名前の通り100均のセリアで購入することができます。

子どもがプールでぷかぷか遊ぶ用のプールスティックに、園芸用の棒を差し込むだけ。200円でできます!

200円以上の効果を発揮するので天井張り替えを検討の方はぜひ買ってみてください!

ちなみにこちらのプールスティックは使い終わったら子どものおもちゃにもなります笑

壁紙張替えはDIYで十分できる!

どうでしたでしょうか。本ブログで少しでも壁紙張替えのハードルが下がってもらえたらとても嬉しいです!(図を作るのとても大変だったので笑)

まんた
まんた

いろいろ書きましたが、やってみるとそこまで難しい作業ではないので安心してください!

DIYで節約できるところは節約して行きましょーー!

節約だけじゃなく、クロス張替えが自分でできるようになると、気分でアクセントクロスを入れたり、汚れても簡単に交換できたりいいこと尽くしですよ!

そこそこ長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

一緒に行った壁紙の塗り替えについてはまた今度書こうと思っておりますのでお楽しみに!